Paul McCartneyがブチ切れた手紙

AIによるイメージ図 ARTIST
AIによるイメージ図

これは、1970年3月31日にJohnとGeorgeがPaulへ宛てて書いた、彼らの関係に決定的な亀裂を生んだ手紙。

手紙の内容

BeatlesのLet It BeのリリースとPaulの初ソロ作McCartneyのリリースの間が一週間しか空いていないため、Paulに彼のソロ作のリリースを延期してもらおうとAlan Kleinからの要請でJohnが手紙を書き、JohnとGeorgeの署名を添えた。

Johnが書いたPaulへの手紙
Johnが書いたPaulへの手紙

以下日本語訳↓

親愛なるポールへ

僕たちは君のアルバムとビートルズのLPについてよく話し合った。そして、アップルが2つの大きなアルバムを互いに7日以内に発売するのはバカげているという結論に達した(それにリンゴのアルバムや『Hey Jude』もあるしね)。

だから、僕たちはEMIレコードに手紙を送り、君の発売日を6月4日(または5日)まで延期するよう伝えた(その時期にはハワイでアップルとキャピトルの大きなコンベンションがあるからね)。

ビートルズのアルバムが4月24日に出るということを君が実感すれば、きっと納得してくれるだろうと思っていたよ。

こんな結果になってしまって本当に申し訳ないと思っている。でも、決して個人的な怨恨(うらみ)からじゃないんだ。

愛を込めて、ジョン、そしてジョージ

ハレ・クリシュナ(Hare Krishna)マントラを毎日唱えれば、「マヤ(悪霊・幻想)」を遠ざけられる

以上日本語訳↑

メッセンジャーはRingo

この手紙は温厚なRingoに直接Paulの家に持って行って手渡せば何とかイケるのではないかという事で実際RingoがPaulに手渡した。

しかし、 Paulは手紙を読んで激怒し、Ringoを追い出してしまう。
一説ではRingoは殴られたとも言われている。

デイリーミラーが報じたPaul脱退の記事
デイリーミラーが報じたPaul脱退の記事

「ポールは完全にコントロールを失って僕に怒鳴り散らし、顔に指を突きつけて『お前をここで終わらせてやる!』『代償を払わせてやる!』と言った。そして『コートを着て出て行け』と僕を追い出したんだ。」
Ringoは語っている。

この件でショックを受けた他のメンバーはリリース日を変更せず、予定通りにすることを決めた。

Beatles脱退へ

デイリーミラーが報じたPaul脱退の記事
デイリーミラーが報じたPaul脱退の記事

また、Paulもこの件で心が折れた。
4月10日にソロ作のサンプル盤に「Beatlesからの脱退」を示唆するセルフインタビューの質問状を同封し、マスコミ各社に郵送。
事実上のBeatles解散宣言を世界へ発表することになる。

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