Fender Stratocaster のボディデザインに関する訴訟問題

Fender Stratocaster のボディデザインに関する訴訟問題

最近SNSを見ていたらStratocasterに関する話題がちらほらと…

概要

今年の3月、Fender社がStratocasterのボディデザインを模倣したギターを欧州で販売している中国のメーカーに対してドイツで起訴、販売差し止めの判決を下し、勝訴しました。
Stratocasterが「美術の著作物」として認められ、著作権侵害にあたるとのこと。

こということは、他の国のギターメーカーにも影響がでてくるのでは?
実際、Fender社はアメリカ国内のギターメーカーに製造中止を求める警告書を送付しているとのこと。

ギターのボディデザインって…

個人的には「今さら?」って感じです。
ただ、以前にも日本のギターメーカーにもいちゃもんをつけていた過去はありましたけどね。
結局、Fender JapanとしてFender社からライセンス取って製造を続けていましたけど。
Stratocasterってネーミング自体は商標登録されています。
ボディデザインに関しては今回の件は形状やピックアップやコントロール部の位置やピックガードも含め定義がわかりませんが、Fender社が特許(でいいのか?)を取っていれば元々そういう問題が起こらなかったのでは?

Stratocasterの特許

そもそも、1956年にFender創業者であるLeo Fender氏が特許を取得。
ピックアップ回路やトレモロユニットに関するものです。
そして、特許がパブリックドメイン(期間満了)となった後にボディデザインで商標登録を申請したよう。
ただ、アメリカ特許商標庁に「すでに有名なギター形状」ということで却下されています。
というか、1956年の時点でボディデザインも申請しておけばよかったんじゃないかと 。
何かホンマに今さら感がすごくありますね。

今後

StratocasterはGibsonのギターよりは個性的なイメージがあります。
子供のころ、Stratocasterは憧れのギターでありましたが、色々なメーカーが安価で模倣品を出していた光景を見ていたけど、子供心ながら「著作権は大丈夫なの?」って思ってました。
何となく当時のFender社は現状を野放しにしていたんだなと。
あの頃しっかりと知的財産として管理しておけば今回のようにはならなかったはず。

もしかして、Fenderを離れたJohn MayerPaul Reed SmithSilver Skyを共同開発してウケたのもあるのか?

ただ、この件以降、みんなからの批判が大きくなっているみたいでFender社も少しトーンダウンしてる?

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