1962年、Beatlesデビュー。
そこでマネージャーのBrian Epsteinはバンドのイメージ戦略を考えた。
革ジャン姿の彼らをスーツ姿にすることだ。
BrianはロンドンでCliff Richardなど当時のポップスターの衣装を手掛けているDouglas Millings氏にスーツの制作を依頼する。

戦略としてのスーツ
彼は1962〜1967年の間に彼らのために500着以上の服を仕立てている。
特に有名なのがデビュー当時に制作された襟なし服。
実は、以前に客船の乗務員向けに襟なしの制服を制作し、そこからヒントを得ている。

Pierre Cardinのスーツからヒントを得ているともいわれるが、多少違う。
裾に1.2センチの編み込みを入れ、袖口はフレア状に広がりをつけたデザインだ。

作るたびに話題になる衣装
以降のBeatlesが着用しているスーツやジャケットもMillings氏が仕立てている。
A Hard Day’s Nightのスーツ、Help!のジャケットで着用しているコート、シェアスタジアムでのジャケット、Budokan Jacketとも呼ばれる1966年のツアー時のスーツなど。

Brian以外に、Paulもイメージ戦略に積極的だった。
また、彼はMillings氏独自のディテールを活かしたジャケットやスーツを自ら絵にまとめ、Millings氏に提案したりすることもあったそうだ。

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ちなみにMillings氏はBeatles初主演の映画A Hard Day’s Nightにも出演。
採寸中落ち着きのないBeatlesにイライラしている仕立て屋役としてカメオ出演している。


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