数年前にピックギター(アーチトップギターのこと)が気になり、古い日本のピックギターだったら安いかなと思いヤフオクで探してみた。
最初は普通にギブソン製やハーモニーとかシルバートーン製のピックギターを探してみたが、そこそこの値段はする。とはいっても、10万円台の製品が多いのだが、そんなにお金は持っていないので、もしかしたら日本製のほうが安いのかなと思い探してみた。
基本的に茶木やKヤイリ製のギターが多いのだが、どちらも日本の高クオリティーなトップメーカーのせいか、そんなに安くない。逆に先述のギブソンやハーモニーでもいいんじゃないかと思ったりしてた。
しばらく探してみたのだが、一本気になったのが見つかった。
今回の投稿のテーマである木曽日弦製のピックギターだった。
木曽日弦…どっかで聞いたことあるな…と思い、木曽日弦についてちょっと調べてみたのだが、詳しい情報がネット上ではほとんど見つからない。憂歌団の木村さんが昔メインギターとして使っていたピックギターは木曽日弦だったことが分かった。
以前大阪にいた時に寺田町で吞んでいるとよく木村さんと出くわしていた。一度木村さんにSleepy John Estesについて話を振ったらめちゃくちゃ熱弁をふるってくれて、4時間ぐらい話が止まらなかった。40年前に日本でのブルースフェスティバルで共演をしているので無理はない。というか、木曽日弦のことわかっていたらその話もしてもらっとけばよかった…
話は逸れたが…木曽日弦である。ヤフオクで見つけた木曽日弦は8000円で出品されていた。
もう弾けるような状態ではないシロモノではあったのだが落札した。水没品とも記載されていたのだがどうなんだろう。
2日後、さっそく届いた。
バインディングは剥がれかかり、ネックはぐらぐら。ペグも壊れかかっているけど、弦が4本だけ残っていたのでそれだけ軽く張って弾いてみたが荒い音。音量はそこそこある。
だが弾けたのはそこまで。一度弦を緩めたらネックが取れてしまった。

とりあえずその内お金を貯めてアコースティック楽器専門のリペアやでレストアをお願いしてみようかなと思い調べてみたのだが、もしかしてハーモニーのピックギターだったら2本買えるぐらいのお金がかかるんじゃないかと…
自分で直すにしてはあまりにもハードルが高そうなので一旦保留ということで家の奥隅にしばらくしまっておいた。
そして去年、たまたま近所のバーで店で使っているギターのネックが折れたのであげるという話になって譲り受けたのだが、このネックの折れ…もしかすると直せるんじゃないかと思い、当時最初のコロナ禍の緊急事態宣言の時で、仕事もあまりなく、暇していたのでホームセンターで工具をいくらか買いあさりネック補修をやってみたのだが、すんなりと上手くできた。
そういうこともあり、それからYoutubeでギターだけではなく様々なレストアや修理の動画を見るようになったのだが、そこにたまたまピックギターのレストア動画が出てきた。
もしかして、こういうのをよく見たらあの木曽日弦が自分でレストアできるんじゃないかと。

で、今年に入りこの木曽日弦をバラし始めて今レストア作業を行ってる。今仕事関係などでバタバタしているのでチマチマとやっているだけで全然進んでいないので、進捗状況は今後の投稿にて。


はじめまして
検索していて偶々拝見させていただきました。
木曽日弦、その後作業は進まれているでしょうか?
ネックの取り付けの精度は今の観点で見ると随分アバウトなものかもしれないですね。
だいぶ前に同じく弦を緩めてみたところ、ネックのガタツキに気付き、揺すると外れてしまいました。
ダブテイルジョイントの精度は緩く、接着も不十分でした
ネックの反りもあるので矯正してから仕込み角度を直してみようと思ってます。
このアーチトップは何台かリペアしてみましたが、アバウトな作りなどあっても、何か不思議と魅力的なものを感じます。
No.101でしょうか
シリアルのようなものも僅かに見えますね
この情報化社会の現代でもメーカーそのものの資料も少なく貴重な個体ですね
仕上がりを楽しみにいたしております!
コメントありがとうございます。返事がだいぶ遅くなり失礼いたしました。
今のところ多忙のためギター関連が全然手付かずにおります。
リンク先を見させていただいたのですが、木曽日弦だらけでテンションあがりますね。実は以前検索をたどって見させてもらったのですが、これがレストアするきっかけにもなっています。
何度か仕事で木曽の方に出向いていて、その度に木曽日弦の手がかりがないかなと思っていたんですけど、全然です。自分が出向いていた仕事場のそばに木曽日弦の工場があったということだけはわかりました。