この記事を書いている2021年11月、ちょうど20年前にGeorge Harrisonが脳腫瘍で亡くなった。
個人的にBeatlesは大好きなのだが、学生時代ぐらいになってくるとGeorge Harrisonの音楽がいつの間にか好きになっていた。
多分、Eric ClaptonやAllman Brothers Bandみたいに70年代初期にレイドバックという言葉を生み出したアメリカ南部系の音楽をよく聴いていたので、George Harrisonの音楽もそれに感化されている印象があったからそうなったのかもしれない。
All Things Must Passは今までのBeatlesで作ったGeorge Harrisonの曲風は感じるけど、演奏しているメンバーにもよるとは思うけど、70年代初期らしいアメリカンなレイドバックの雰囲気がすごく漂っていたのが好きだった。
死亡報道が入った
ちょうど20年前、ラジオを聴きながら仕事をしていたのだが、急に速報が入ってGeorge Harrisonが先ほど亡くなったと…
前から病気の話は雑誌などでも報道されて、あまりいい状態じゃないという話が出ていたのである程度覚悟はしていたのだが、親戚でもないのにこんな気分になるって、やはりファンの人たちはみんなあの頃は気が気でなかったんじゃないかと。
訃報を聞いた途端涙が止まらなくなった。何で泣いてしまうんだろうと思いつつも涙が止まらなくなって休憩時間にしばらく泣いてたら後輩がややドン引きしつつも慰めてくれた。
Beatlesにのめりこむ人ってなんとなくのイメージでもあるが、小学生や中学生ぐらいから聴き出している人が多いような気がする。
彼らの音楽と長く付き合っていると知り合いでもないのに何となく身近な人のように感じてくるので、その分悲しみが大きかったのかも知れない。

Beatlesの中のGeorge Harrison
彼もBeatles初期から作曲活動は結構行っていたのだが、作った曲は結構ボツにされている。
大体アルバムを一枚出したら1~2曲は入れてもらえるが、入れてもらったところでちゃんと印税が入るわけでもなかったようだ。
もっとも、Beatlesの著作権を管理していたNorthern Songs社はマネージャーのBrian EpsteinやJohn Lennon、Paul McCartneyが社員・役職という立場でGeorge HarrisonやRingo Starrはアルバイト的な扱いだったようだ。
そのためGeorge HarrisonがBeatlesでどんだけ頑張ってもJohnやPaulのように稼ぐことは無理だった。
そういうフラストレーションがおそらくBeatles初期から抱えていたようだが、後半になりBeatlesが経営するApple社が資金不足のためNorthern Songs社を売却した。
それから間もなくしてGeorge HarrisonはHarrisongsという自分の著作権管理のための会社を興しメンバーの中で一足先にソロアルバム「All Things Must Pass」をリリースする。
そこからはJohnやPaulのようにどちらかというと売れ線というよりは自分の音楽観を忠実に再現するかのようなもっと玄人向けな音楽を展開していっていたイメージが個人的には強い。
何というか、ミュージシャンズミュージシャン的な立場として。
Beatles解散前はPaul McCartneyとの関係が微妙に見え、それ以降この二人の接点があまりないので本当に仲が悪いのかなと思っていたが、1995年にリリースした「Beatles Anthology」のドキュメンタリーで久々三人が集まって話をしているのをみると関係は修復したのか?それとも元々普通に仲は良かったのか?と伺えるところはなかった。
だけど、数年後のGeorge Harrisonの死の一週間前にまた三人がGeorge Harrisonの病室に集まって昔話でしばらく盛り上がり、帰り際お互いに涙を流して別れたという話があったが、どっちみち仲が良くても悪くてもこの人たちには絆みたいなものがしっかりとあるんだなと思った。
デビュー前からハンブルグ巡業などで4人はだいぶ苦労してきた分、Beatlesの4人は仲がいいとか悪いであーだこーだいうのはちょっと違うような気がしてきた。

コメントを残す